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川魚のあれこれ雑記
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  もう1ヶ月以上経ってしまいましたが、宮城県へボランティアへ行ってきました。

まる1週間の滞在で、内6日間ボランティアとして活動しました。作業内容は主に瓦礫と泥の撤去で、依頼者さんの場所によっては、ハードだったり軽作業だったりしましたが、それでもマクロ的に見ればほんとにひどい状況でした。ボランティアが必要とされない酷い地域はほんとに言葉を失いました。

そもそも、ボランティアに行こうと思ったきっかけは、“阪神大震災の時に行くことができなかったから行きたい”ということだけでした。正直な話、こういう災害があったあと、最初は歓迎ムードだがしばらくすると人間の汚い部分が出てくる、という話は、いろんな人から聞かされていました。ただ、自分自身は、“周りからどう言われようと、行きたいから行く”という思いだけで行った次第です。

しかし、そこで出会った人たちは、被災された方・ボランティアの方、ともにほんとにいい人たちばかりで、ほんとに行って良かったな、という感想です。

ボランティア活動をしているとき、すごく印象に残ったエピソードがあります。

その依頼者さん方は結構被災度が酷い地域で、通りを挟んで向かいは跡形もなくなってるようなところでした。その現場での休憩時間のとき、近所に住まわれてる女性二方が来られて、おそらく親戚なんだろうと思うそのお二方が流された家財を見て、「これ私んとこのや」「違う、うちがどこどこのダイソーで買ったもんや」っていうやりとりを笑いながらやってました。そんなやりとりを私は傍から見ていて、一通りそのやりとりが終わったあと、一方の方が、「こんなの見てたら、なんか懐かしいなぁ・・・切なくなるわ」という言葉を聞いた瞬間、心の中で号泣してしまったことが印象に残ってます。そして、その依頼者さんの方に話は戻りますが、家がやっと建っていられるくらいの状況だったので、そこが元のようにまでとはいかないまでも、ある程度きれいになったことに感動していただいて、みんなで記念写真を撮ったりと、とにかく印象に残った場所でした。


ゴールデンウィークを堺にボランティアが激減してるそうです。あれから幾分か時間は経ちましたが、到底すぐには片付くような状況ではなかったです。また、都合が付けば、行こうと思います。



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