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川魚のあれこれ雑記
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先日、カクベンケイガニの注文があったので海の方へカニ採りに行った際、潮溜まりを覗いてみました。

大きい石の重みでできた、潮溜まりのその石をよけてみると、バシャバシャバシャッ!!と少し大きめの魚が暴れ、捕まえてみてみると15cmくらいのハゼでした。

ぱっと見“ウキゴリ”見えたのですが、石を水の無い所によけても、水の有無に関係なく石の下に隠れようとする行動をしました。“ウキゴリがこんな行動したっけ?”と疑問に感じ、また、顔は似てるけど模様の出方がかなり違ったので“???”でした。

最初は“海のウキゴリはこんなもんなのかな?”とも思ったのですが、どうにも腑に落ちずじっくりと観察して、ふと同じ場所で採集した少し形の違うハゼを見てみると、胸鰭の上部がケバケバなっていることに気付きました。そしてまたウキゴリのようなハゼを見てみると、このハゼもケバケバなっているじゃありませんか!

この特徴でようやく何かが分かりました。このウキゴリのようなハゼは“ドロメ”で、少し形の違うハゼは“アゴハゼ”でした。

この特徴はアゴハゼ属の特徴で、アゴハゼ属はこの2種のみで構成されているそうです。

アゴハゼドロメ
ドロメ
上左はアゴハゼ・右はドロメ。アゴハゼの仲間は胸鰭上部がケバケバしてます。

アゴハゼは、採集時は体色が他のハゼとは異なる色をしていたので(飼育下ではその体色は出てません)、すぐに自分の未知のハゼであることは分かりました。

因みに、ドロメを淡水飼育実験してみましたが、1週間ほどで全滅しました。汽水水槽の個体は元気なので、海水ほどの塩分が無くても飼育は可能なようです。


この場所ではもう1種類、以前から探していて、ようやくお目にかかれたハゼがいました。


“アカオビシマハゼ”です。

普段、シマハゼを採集している汽水域の河川では1度もお目にしたことが無かったので、“もう少し海よりに生息しているだろう”という予測は立っていたのですが、なかなか採集に適した場所が見つけられなかったので、ようやくです。

このアカオビ君も、潮溜まりの上から見て“違う”と感じました。感覚なので、何が違うのかははっきりしないですけど、たぶん、シモフリよりも黒い帯が濃かったんだと思います。

アカオビ君は1匹しか採集できなかったので、淡水飼育実験はしてませんが、汽水水槽では暴君振りを発揮しています。

なかなか面白い採集ポイントを見つけました。

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