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川魚のあれこれ雑記
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販売名:ミドリガメ

標準和名:ミシシッピアカミミガメ

学名:Trachemys scripta elegans

最大甲長:30cm弱

成熟:♂-2~4年 ♀-5~7年

寿命:30年くらい

特徴:もともとは幼体が緑色をしたカメの総称であったが、現在ではもっぱらミシシッピアカミミガメのベビーの事を指している。耳の所が赤いのが特徴だが、たまに黄色い個体もおり、少し割高で売られていることもある。また、“パステル”と呼ばれる色味の薄い個体を固定したブリード個体も人気である。

生態:ミシシッピ川流域原産。日本ではほぼ全国に分布している。特に岡山県南部では夏場になるといたるところで甲羅干しをしているぐらいに増えている。雌は雄より大型化し、15cm以上で成熟する。雄の成体はしばしば黒化(メラニズム)する。塩分抵抗も高く、汽水域や極稀に海で見つかることもある。

性格:野生の成体は気性が荒く、噛み付いてくる。ベビーから飼育すれば良く慣れ、呼ぶとくるようになることもある。

雌雄判別:雄は尾が太く、肛門が尾の先端よりにある。雌は尾が細く、肛門が尾の根元よりにある。

飼育設備:購入時は小さくても、将来的に大型化するため、水槽飼育においては90cm以上の水槽が必要となる。

飼育のポイント:水場の方が広いアクアテラリウムで飼う。日光浴を好むため、陸場は完全に乾く方がよい。

餌:雑食性で、何でもよく食べる。

飼育温度:適温は20~28℃とされるが、年中屋外飼育も可能。

健康管理:特にベビーは水カビ病に罹患しやすいため、日光浴が不可欠。直射日光が利用できない環境であれば紫外線灯を利用する。

人畜共通感染症:サルモネラ症の恐れがあるため、個体を触った後は必ず手洗いをしてください。また、飼育水などの汚水を、キッチンのシンク等に流すのは避けてください。

食味:味は不明だが、中国や東南アジアでは食べることもある。

その他:外来生物法において、要注意外来生物に指定。生態系破壊を及ぼすため、飼育個体は終生飼育すること。
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