川魚のあれこれ雑記
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販売名:スッポン
標準和名:ニホンスッポン
学名:Pelodiscus sinensis
最大甲長:40cm弱
成熟:5~7年
寿命:15年以上
特徴:通常のカメよりもより水棲に適した形態をしている。アルビノ個体が固定化されており、高値で販売されている。
生態:本州・四国・九州・中国及びその周辺に分布。日本古来種を“キョクトウスッポン”とし、大陸産個体を“シナスッポン”として分ける事もあるが、見かけ上は選別不可能。一説によると“キョクトウスッポン”の方が大型化するとの事。日本最大記録は38.5cm・7.3kg。
性格:非常に臆病で、基本的に人に慣れる事はない。ただし、YOUTUBEにて非常に人に慣れた個体が配信されている。
雌雄判別:雄は尾が比較的太くて長く、肛門が甲羅の先端よりも外側にある。また、腹部から見ると後脚の間隔が狭く、軟甲が半楕円形。雌は尾が比較的細くて短く、肛門が甲羅の先端よりも内側にある。また、腹部から見ると後脚の間隔が広く、軟甲が半円形。
飼育設備:購入時は小さくても、将来的に大型化するため、水槽飼育においては90cm以上の水槽が必要となる。
飼育のポイント:日光浴が必要なため、体を乾かせる陸場が必要。複数飼育をすると噛み付き合うので、十分なスペースとシェルターを確保する。いずれにせよ、高密度飼育は避けるべき。
餌:小魚やザリガニなどの生餌や、養鰻飼料やディスカスハンバーグが有効。
飼育温度:適温は25~30℃。冬場は水底で冬眠させることも可能。
健康管理:病気予防のため、日光浴は不可欠。皮膚が非常に弱く、ベビー期は水カビ病、成体は穴あき病等の皮膚病に罹患しやすい。グリーンウォーターが有効。
人畜共通感染症:サルモネラ症の恐れがあるため、個体を触った後は必ず手洗いをしてください。また、飼育水などの汚水を、キッチンのシンク等に流すのは避けてください。
その他:生態系破壊を及ぼすため、飼育個体は終生飼育すること。
食味:コラーゲンが豊富で、高級料理として古くから愛用されている。美味。
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