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川魚のあれこれ雑記
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販売名:マゴイ
 
標準和名:コイ
 
学名:Cyprinus carpio
 
最大体長:1m超
 
成熟:雄2年・雌3年
 
寿命:40~50年(100年以上生きたものもいたとか)
 
特徴:人間との関わりも深く、もっともポピュラーな淡水魚。分類学上は一属一種だが、食用・観賞用の品種改良が進んでおり、様々な品種がある。本来、“マゴイ”とは、野生のコイを飼育用に養殖した個体を指し、いわゆる野生のコイを“ノゴイ”と呼ぶ。外見上、“マゴイ”は体色が黒褐色で体高が高く、”ノゴイ”は体高が低く、体副が厚い。ただし、交雑が進み、見分けるのは非常に難しいので、当方では“マゴイ”で統一しています。
 硬骨魚類では最も長寿で、100年以上生きたと言う記録もあるほど長生き。また、巨大化し、釣った個体の日本最大公式記録は119cm、確認個体での最大記録は153cm・45kg(どうでもいいですがうちの妹と同じ)もあるそうです(2012年現在)。
 口に歯は無いが咽頭歯(コイ科の多くに見られる)があり、形状は人間の歯に酷似している。その咀嚼力は強烈で、大型個体は10円玉を折り曲げるほどの力がある。
 
生態:飼育型は全国で確認されるが、野生型の分布域は関東平野・琵琶湖淀川水系・岡山平野・高知県四万十川など、限られている。河川の中~下流域に主に生息し、汚泥や酸欠に非常に強い。
 
性格:肉食魚の様に攻撃的であったり、というのは無いが、食欲が旺盛で、小魚はしばしば飲み込まれる。
 
繁殖期:4~7月。1シーズンに2~3回産卵し、1回に20~60万個もの卵を水草に産み付ける。産卵数は日本産コイ科魚類中最も多い。
 
飼育設備:飼育容器のサイズに合わせて成長が調節される面もあるが、将来的には最低でも90cm水槽以上の環境で飼育することになる。
 
飼育のポイント:小さい個体であれば水草レイアウトも可能だが、大きくなると水草を食べつくしたり薙ぎ倒したりするので、不向き。また、体表を傷つけやすい荒い岩や尖った流木は置かないほうが良い。
 
餌:雑食性で何でも食べる。
 
飼育温度:特に気にする必要はないが、繁殖をする場合はコントロールする。
 
健康管理:汚泥や酸欠に強いとは言え、水換えは適度に行う。季節の変わり目は要注意。
 
その他:見栄えがいいため、全国の自治体等で放流事業が行われているが、水生生物や水草を食いつくし、深刻な生態系破壊をもたらすこともある。そのため観賞個体は必ず終生飼育するか、食べてください。
 
食味:山間部を中心に貴重な蛋白源として重宝されており、洗い、甘露煮、鯉こく、丸揚げなどで賞味する。脂分が多いので、無駄な脂をしっかり落とせば美味。また、大型個体の鱗は、素揚げして塩をまぶせば、チップスのように食べられる(らしい)。

当方取り扱い改良品種
・カガミゴイ

・カワゴイ
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・錦鯉

・黄松葉黄金(ワイルド)

・変わりマゴイ
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日本淡水魚販売
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岡山で観賞用川魚を採取販売しております。
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