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川魚のあれこれ雑記
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販売名:カネヒラ
 
地方名:カメンタ・カメンドブナ・ムシブナ・ボテ・ボテジャコ・オクマボテ(婚姻色個体)
 
学名:Acheilognathus rhombeus
 
最大体長:16cm程度
 
成熟:2年
 
寿命:3~4年
 
特徴:国内のタナゴ類では最大種。秋産卵型。体高が高く、婚姻色も非常に美しい。本州産と比較すると九州産の個体群は体高が比較的高い。また、中国の一部の大陸産個体群は体高が低いものがいる。
 
生態:自然分布域は濃尾平野以西の本州・九州北部。朝鮮半島および中国の一部にも生息しているが、詳細は不明。河川下流域や湖沼に生息。
 
性格:縄張りをもったオスはかなり攻撃的。体が大きい分破壊力も大きいが、タビラ類などよりはテリトリーが狭く、水槽に貝を入れなければ問題無く混泳可能。
 
繁殖期:6~11月。イシガイなどの小型の貝を好むとあったり、比較的大型のカタハガイを好むとあったりと文献により異なるが、当方が確認している事実としては15cmを超えるドブガイにも産卵する岡山県産唯一の種であるということ。仔魚は貝の中で越冬し、翌年5~6月頃浮出する。
 
主な産卵床:イシガイ・カタハガイなど
 
飼育設備:大型化するため、最低でも60cm水槽が必要。
 
飼育のポイント:水草レイアウトの場合、柔らかい水草は食べてしまうため、葉の硬いもの選ぶ。繁殖をしない場合は無闇に二枚貝を入れない方が良い。
 
餌:植物食にかなり偏っているが、赤虫なども食べる。人工飼料にもよく慣れる。付着藻類や水草の新芽などを好んで食べる。
 
飼育温度:特に気にする必要はないが、繁殖をする場合はコントロールする。
 
健康管理:白点病や穴あき病予防のため、水換えは適度に行う。季節の変わり目は要注意。冬季採集個体は黒ソブが出ている個体が多い。
 
その他:生態系破壊を及ぼすため、飼育個体は終生飼育すること。
 
食味:食べたことは無いが、大きいのですずめ焼きなどが合いそう。
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